簿記の最高峰を目指す

日商簿記1級は難関試験です。
難関ですが、1級を学習するとビジネススキルが格段に底上げされます。 また、試験に合格すると社会的信用が大幅に増し、ビジネスパーソンとして一つ上のステージにあがります。

1級取得の効果

3級・2級取得の効果に加えて、さらに以下の効果が期待できます。

上場企業の決算書がほとんど全部わかる・読めるようになる。
キャッシュフロー計算書・連結決算書など、決算書の高度な内容まで理解できるようになる。
コスト計算の基礎力が格段に上がる。
上場企業財務・経理への就職・転職の可能性も出てくる。
学歴の代わりにもなる。
判断力の高さの証明になる。
高い努力の証明になる。
会計事務所等の転職に有利になる。
公認会計士試験の土台になる。
税理士試験(五科目合格)のステップになる。
自分に相当な自信がもてるようになる。
客観的に能力が証明され、他人から信頼されるケースが増える。

※資格取得をどこまで活かせるかは、個人差があります。


日商簿記1級-学習内容

商業簿記・会計学

2級の商業簿記を骨組みとして、それに肉を付けていきます。
例えば、親会社の財務諸表と子会社の財務諸表を合算する連結会計や、 外国通貨での取引を換算する外貨建会計などが出てきます。 また、会計諸基準(企業会計原則等)や、なぜこういう処理をするのかといった会計理論(会計学)も出題されます。

2級の内容をより高度にした内容の他に、下記のような内容を学習してきます。
会計の考え方
各種会計基準
建設業会計
リース会計
減損会計
評価・換算差額
自己株式
外貨換算会計
デリバティブとヘッジ会計
企業結合会計
連結会計・持分法
キャッシュ・フロー計算書

工業簿記・原価計算

2級の工業簿記を土台として、それに肉を付けていきます。
例えば仕損と減損が同じ問題で出題されたり、 標準原価計算と直接原価計算をセットにした標準直接原価計算などが出題されます。 また、これだけの数量の製品を製造したら当期の利益がいくら増えるるとか、 部品を自製したほうが有利か、購入したほうが有利かコストを計算(原価計算)するといった問題も出題されます。

工業簿記・原価計算は、2級工業簿記の内容をより高度にした内容が80%を占めます。
その他に、下記のような内容を学習してきます。
最適セールスミックス
予算編成・統制
事業部の評価
戦略的意思決定
業務執行的意思決定
目標原価計算(VEなど)
ABC(活動基準原価計算)
品質原価計算
ライフサイクルコスティング

合格者には学歴・職歴等に関係なく、税理士試験の受験資格が与えられます。

1級試験概要

合格率
全国合格率約10%

必要時間
2級合格レベルから500時間~800時間以上。
これは合否を争えるようになるまでの最低必要時間です。もちろん個人差があります。

受験料
7,710円

内容
試験時間・配分
商業簿記25点・会計学25点(1時間30分)
休憩 工業簿記25点・原価計算25点(1時間30分)
合計3時間

学習期間

日商簿記1級の合格には2級合格(または同等レベル)から、合計500時間~800時間の学習量が必要です。
これは合格を保証する学習時間ではなく、合否を争えるレベルに達する時間です。もちろん個人差があります。
残業、家族サービス、付き合い、趣味、お仕事、気力、環境などにより、確保できる勉強量は人それぞれです。
一年間の平日が約245日位で、残りが土日祝等の120日位です。
まずはご自身の年間の学習確保可能時間を計算してみてください。

2017年11月試験日まで、 です。
2018年6月試験日まで、 です。
2019年11月試験日まで、 です。
※2月に1級試験はありません。

一日10時間勉強できるなら3ヶ月の短期合格も可能ですが、お仕事などをされながらだと、 合否を争えるようになるまで最低でも一年はかかるとおもわれます。
また、試験合格のためには、問題等を何度も繰り返す必要があります。「わかる」と「うかる」は同じではありません。 運に頼らず合格するためには、一通りマスターした後、さらに反復演習トレーニングを半年続ける必要があると思われます。
日商簿記1級の合格は決して楽ではありませんが、合格にはそれだけの価値があります。しかもそこから様々なチャンスが広がります。

2級を大切にする

2級は株式会社を前提としており、2級の知識を骨組みとして、それに肉付けしたものが1級です。 2級の勉強を飛ばすメリットはほとんどありません。 2級の内容を理解されないまま1級に進まれると、1級の内容がほとんど理解できず、 むしろ遠回りで余計時間がかかってしまいます。
1級の学習・理解には、3級・2級で培った「簿記会計の土台(知識・思考力)」が必要です。 2級の「合格」の必要がない方も、最低でも2級の内容を確実にマスターしていることが必要です。

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